『死にたい・・・』

 

 その気持ち、痛いほどわかります。

 

 

ニキビや肌荒れのせいで自分の好きなことができない・・

何をやってもどうせ自分は肌が汚いから無駄・・

 

 

私も長年そうでしたので、『夢』とか『希望』とかそんなものは一切ありませんでしたよ。

そんなことを考えている暇がない、余裕がない。

 

 

家族に気を遣う余裕もない。

 

 

そうじゃないよ母さん、あなたは悪くないんだ、俺が全部悪い。

とは言えず、結局家族の心をも痛めてしまうばかり…

 

 

ごめん。この一言が言えない。

そんな自分に腹が立つ。

 

 

この悪循環は中々断ち切れるものではありませんでした。

 

 

何度、自殺することを考えたことか…

 

 

地獄の始まり

 

 

ニキビができはじめたのは中学生の頃で、

当時はそれほど気にはしてませんでした。

 

 

ちゃんと洗顔すれば治るだろうぐらいの感覚で、

特に周りの人から言われるわけでもなく・・・

適当にケアしてました。

 

 

当然ニキビが減るわけもなく、ただただ増える一方。

月日が経つにつれ次第に、「自分だけ肌汚い・・・」と思うように。

 

 

それでも、私の他にニキビがある人はいたので、

そこまで考え込んだりはしませんでした。

 

 

事態が急変したのは、高校に入学してからです。

 

 

よく“高校デビュー”なんて言われるように、中学の頃とは状況が色々変わってきますね。

 

 

唯一親友とも言える(A)とは同じクラスになり、

なんとかひと段落したと思いきや、

 

 

いつの間にか孤独に・・・

(高校1年生の中盤くらいです)

 

 

孤独になってしまった理由には色々あるのですが、

一言で言えば、自分の性格・ニキビが原因です。

 

 

元々私は“人付き合い”がうまい方ではなく、

友達と遊ぶとなってもただついて行くだけ。

 

 

 

自分の主張はあまりせず、流されるままに行動。

人との会話もロクに出来ず、友達と話すときもイエスかノー。

(俗に言う“コミュ障”まではあと一歩という感じでした)

 

 

 

中学の頃まではこれが通用しました。

でも、高校ではこれが通用しなかったんです。

 

 

中学は小学校のメンバーでそのまま入学しますよね。

(私の場合は)

 


でも、高校はまた一から“友達作り”をしなくてはいけません。

 

 

「友達は作るものではなく、できるもの」という信念がありましたが、

結局友達はできず・・・。

 

 

対してAには友達がどんどん増えていきました。

そして、次第に私は見捨てられ・・・。

 


Aに友達ができたことを恨むつもりは無かったのですが、

やっぱり裏切られた気持ちにはなりました。

 

 

 

この頃から、

 

 

ニキビ(肌荒れ)がなければ..

全部、親が悪い!!

 

死のうかな??

 

 

と思うようになってました。

 

 

 

こんな状態で物事がうまく運ぶはずもなく、

学校で何をするにしても1人・・。

 

体育の授業、昼食、文化祭・・・

 

ちなみに友達はいました。

 



自分で言うのもなんですが、高校時代は本当に辛かったです。

思い出すとそれだけでストレスになってしまいます。

 

なので、高校生活後半部分は省略させていただきました。

 

 

「こんなのだったら死んだほうがマシ」と、何度も死ぬことを考えましたが、

 

結局そんな勇気はありませんでした…

 

 

 

今になって思うこと

 

今現在、ニキビはほぼ完治していて肌荒れもほとんどありません。

ここまで来るのは本当に長かったです。

 

8年くらいですかね。

 

諦めずに続けてきてよかったなとつくづく思います。

 

 

 

しかし、

表面的な部分は治っても、精神的な部分はそう簡単には治ってくれません。

今だに鏡はまともに見れませんし、ちょっとした音でも「キモッ」と聞こえてしまいます。

 

*今はかなり回復傾向にあります。

 

人の目が怖いのも相変わらず。

 

コミュニケーション能力に関してはだいぶ変わったなと思ってます。

 

 

 

もちろん今でも「ニキビがなかったら違う人生だったんだろうなぁ」と思うことはあって、

いつの間にかボーっとしてたり・・・。

 

自分の汚肌を見れらるのが嫌で、我慢できなくなって辞めたアルバイトのことも思い出したり・・・。

 

 

 

こんな感じで今だに多くのトラウマがあります。

今こうやって書いているこの瞬間も正直辛いです。

 

 


ニキビ(肌荒れ)が無かったらもっと楽しかったはず・・

 

どれだけ頑張っても肌がキレイなだけの人に負けてる・・

 

どうせなにをやっても自分は肌が汚いから・・

 

何もやりたくない・・

 

人と会いたくない・・

 

こんな自分を生んだ親が許せない・・

 

なんでこんなに自分はダメなんだろう・・

 

いっそのこと死んでしまいたい・・

 

 

当時、私が思っていたことです。(まだまだ書ききれないほどありますが・・)

本当に・・・本当に・・・辛かったです。

 

一体どれだけの時間を無駄にしたんでしょうね。

本当はもっともっと楽しかったはず。

 

自分はやる気があるのに、見た目だけで「やる気がない」と判断されたり、

親戚と会うにしても、全然楽しくなかったですね。

 

もっと素直に生きてきたかった。

 

どれだけ自分に嘘をついてきただろうか?

どれだけ我慢してきただろうか?

 

 

何度、

 

そうじゃないのに・・・

 

と思ったことだろう。

 

ばあちゃん、ホントにゴメンな。

あなたのことが嫌いじゃないんだよ。

 

あれは俺自身にイラついてたんだよ。

 

今度、前行きたいって言ってた京都に連れて行ってやるからさ。

もうちょっと待ってて。

 

 

 

私はこれまで悩み続けた期間を、

 

失われた8年

 

と呼んでいます。

 

何もかも失ったからです。

得たものなんか何もない。

 

ただ時間が過ぎ去り、ちょっと歳をとっただけ。
時間の無駄だった。

 

 

 

でもまぁ、今では死のうなんて思っていたことが馬鹿らしくて仕方がないです。


自殺するほど親不孝なことはないですし。

 

 

私の頭の中が“自殺”で埋め尽くされていた頃、

毎日、インターネットで同じような悩みを持った人たちの掲示板?を見てたんですね。

(ちなみに2chではありません)

 

 

 

そこで私は気づかされたんです。

 

自分が他人を“外見”で判断しているから、自分も“外見”で判断されていると思い込んでしまっている

 

と。

 

 

この時私の中に溜まっていたものが一気に浄化されたような気がしました。

そうか、気にしなくてもいいんだと。

それからというものの、私は人を外見で判断しないようになりました。

 

 

この言葉は本当にただの「綺麗ごと 」ですし、肌がキレイになるわけでもありません。

ですが、当時の私の心には不思議と響いてしまったんです。

 

 

 


たしかに世の中の人(少なくとも日本)は“外見”で人を判断しますよね。

ホントに嫌気がさしてきます。

 

 

“見た目”で物事を判断するのは効率を考えると必要なのかもしれません。

ですが、人は見た目だけではとうてい判断できません。

 

 

人を見た目だけで、「あの人は~だから」「きっと~なんだろう 笑」と決め付ける人間がおかしいんです。

 

 


だから、せめてあなただけはそうならないで欲しいんです。

 

 



「周りの人が皆そうだから・・」と他人と同じような生き方をすることになんの価値もありません。

ほとんどの人が他人を“外見”だけで判断します。

 

 

でも、そうでない人だってたくさんいます。

皆が皆そうではないんです。

 

 

自分がそうだと勝手に思い込んでしまっているだけで、

真実は違っているなんてことは星の数ほどあります。

 

 

ただの“思い込み”で終わってしまうのはもったいないです。

といっても、「他人の目を気にするな」という言葉で片付けるつもりはありません。

 

 

ズラズラと精神論だけを語っていけばかっこいいのかもしれませんが、

それでは、あなたの肌は一生綺麗にはなりません。

 

 

 

次は、行動に移さなければいけません。

 


いつかは誰かが助けてくれるだろう・・

肌が汚いのは自分のせいじゃないし・・

 

 

こんなふうに思っていてはいつになっても状況は良くなりません。

初めから誰も助けてくれないんです。

 

 

だって肌が汚いことに悩んでないんですから。

 

 

もう、自分で改善していくしかないんです!!

 

 

私自身、何時間も、何日も、何年間も悩み続けましたが、

誰も助けてはくれませんでした。

 

 

段々、悩み続けている自分が馬鹿らしくなり・・

助けを求めるのをやめ、できるだけ自分の力だけで生きていこうという考えに変わっていきました。

 

 

 

そして、また気づいたんです。

 

今まで“本気”じゃなかったんだと。

 

 

そう、今までどこか甘えがあったんです。

きっとどうにかなるだろう、月日が経てば状況も変わるだろう・・・。

 

 

 

でもやっぱり自分でなんとかしないとダメなんですよね。

 

 

 

「今までいろんな方法を試してきた」

「一生懸命頑張ってきた、我慢もしてきた」

 

という方がほとんどだと思います。

 

 

 

それなら、

思い切って現実逃避しちゃってください!!

 

 

もう自分の好きなことしちゃってください。

 

 

学校、仕事、関係ありません。

そんなのは後でどうにでもなるので、まずは自分を大切にしてください。

 

 

せっかくあなたのお母さんが産んでくれたんですから。

 

 

世間から見たら“立派”なことがあなたにとって“ストレス”になっているのであれば、

そんなのは捨ててしまいましょう。

周りの環境、周りの人たちのせいであなたが命を絶つなんてバカすぎます!

 

 

 

あなたはあなたなんですから、あなたの思うように生きればいいんです。

 

 

 

気を遣わなくてもいいんです。
今までちょっと頑張りすぎてただけです。

これからはもう少しリラックスして生きてみませんか?

 

 

他人の目なんか気にする必要はないんです。

これからは楽しく生きてください。

 

 

考え方一つで全然違ってくるはずです。

きっとあなたの精神・肉体はものすごいダメージを負っていることでしょう。

すこし休ませてあげてください。

 

 

それは“逃げ”ではなく“休暇”です。

胸を張ってニキビ治療に臨んでください。

 

 

 

最後に

 

毎日のように、

 

「ニキビのせいで~肌がキレイだったら・・・」

「自分だけが何でこんなに・・・」

 

と思うかもしれません。

 

 

でも、

 

 

 

 

あなたはダメな人間ではないですし、

決して他人に劣っているわけではないです!!

 

 

 

 

 

もっと自信を持ってください。

 

 

まずはあなたの体の回復、ストレス解消。

 

ニキビを治療するにしてもそれからです。

今からだって全然間に合うんですから。

 

 

 

辛くなったら、いつでもここに来てください。

あなたはもう一人じゃないんです。

 

 

ニキビ 死にたい つらい

ニキビのせいで台無しになった「思春期」時代・・・

私は中学生になった頃からニキビが出はじめ、

それからというもの、高校を卒業するまでは「何をやってもダメ」でした・・・。

今思えば、当時行っていたスキンケアはだいぶ間違っていましたし、

口コミで「これやったらニキビ治った!」という方法をいくつも実践して、

ニキビを治すどころか、肌にダメージを与え続けていただけでした。w

そりゃ、ニキビが治らないのは当たり前だな・・・、と。。。

今なら、「ニキビの正しい治し方」はだいぶ理解してますし、

仮に顔全体にニキビができたとしても完治させる自信はあります。

でも、

あの頃(学生時代)は「とにかくニキビを治したい!消したい!」という気持ちが高ぶるだけで、

どうすればニキビが治るのか?』『そもそもなぜニキビはできるのか?』なんてことはあまり考えませんでした。

調べようともしませんでした。

ただ、テキトーに皮膚科にいって意味のないアドバイスをもらって終わり・・・。

正直、

私のニキビ・肌荒れが酷くなってしまったのは「自分のせい」なんですが、

そのニキビ・肌荒れがあったことが原因で、

性格はかなり暗くなってしまいましたし、友達と遊ぶこともなくなっていきました。

いや、本当はものすごく遊びたかったんですよ。

でも、ニキビ見られるのが嫌でたまらなかったんです・・・。

人と話すこと自体減りましたし、当時は「鏡・太陽の光」がものすごく嫌で、

外出することもほぼなくなりました。(学校を除く)

当然私にも「反抗期」なるものはありましたし、

その反抗期とニキビによる「ブラックな性格」が重なり、どんどん地獄に落ちていきました。(泣)

考えれば考えるほど頭が痛くなっていき、

『自分は一体誰なんだ?』

『なぜ生まれてきた?』

『なぜ今ここにいる?』

『なんで学校いかないといけない?行きたくない』

『なぜ自分だけがこんな酷い目に合わないといけない??』

『こんな自分を生んだ親が全部悪いんだ!!』

『あ~もういいや、死のっかな・・・』

と、どんどんマイナスの方へ。

まぁ今は笑って話せることなんですが、

悩んでいる時はホントに「何もかもがつまらない・楽しいことなんてない」状態でしたし、

誰も助けてはくれませんし、そりゃもう辛かったです。。。

自分は毎日毎日ニキビ・肌のことばっかり考えて、どうしようか?と悩んでいるのに、

周りの友達はみんな楽しそうに遊んでて・・・

そんな状況が続いていれば当然「家族」にも八つ当たりをしてしまうわけで、、、

母親・妹・おばあちゃん・・・、色んな人を傷つけてしまいました。

ちなみに、

今の私の目標は「みんなで旅行に行くこと」です。

いつでも笑っていられるような、そんな環境を自分が積極的に作り上げていきたいと本気で思ってます。

もちろん、皆さんのニキビを治していくのも私の使命です!

私の思春期は、「何もかも失い・得たのは”死にたい”という気持ちだけ」でした。

学校に通っていた頃のことを思い出すと、ものすごく嫌な気持ちになります・・・。

ここまで私の「思春期ニキビ」について長々とお話させてもらいました。

『私と同じ思いをして欲しくない!』

『私と同じような状況になってしまっているなら一刻も早く脱出して欲しい!』

そんな思いで、書きました。

私の辛い過去が、

あなたにとってのニキビ治療のヒントになれば幸いです。(^-^)

それでは、

「思春期ニキビ」の特徴・原因を見ていきましょう。