ニキビできる原因女性

 

ここではニキビができる原因を「女性」の場合で見ていきます。

女性の方は参考にしてみてください。

 

 

女性向け記事

 

 

女性のニキビの原因

 

ニキビができる根本的な原因は「男女共通」ですが、

ここでは『ホルモンバランスの乱れ』見ていきます。

 

>>基本的な「ニキビができる原因」はこちら。

 

 

女性に一生つきまとう「ホルモンバランス」とは?

 

まずはじめに「ホルモンバランス」は主に女性ホルモンのことを指し、

世間一般(雑誌やテレビ)で言われているのは女性ホルモンのことです。

 

この女性ホルモンには2種類あります。

 

 

『卵胞ホルモン(エストロゲン)』『黄体ホルモン(プロゲステロン)』

 

 

 

女性ホルモンは生理の周期に合わせて、それぞれどちらかが減ったり増えたりを繰り返します。

 

ホルモンバランス
出典元:http://allabout.co.jp/gm/gc/5541/

 

 

 

主に、

 

生理後~排卵 ⇒ エストロゲンが徐々に上昇、プロゲステロンは低い

排卵~生理 ⇒ エストロゲンが徐々に低下、プロゲステロンが一気に上昇

 

 

エストロゲン・プロゲステロンにはそれぞれ役割があり、

 

【エストロゲン】・・・女性になるための体作り、肌の潤い・ハリ、シワやたるみを予防する

【プロゲステロン】・・・皮脂の分泌を促す(肌の調子が悪くなりやすい)

 

 

改めて一連の生理周期に照らし合わせてみると・・・

 

生理後~排卵 ⇒ 体の調子がUP、特に肌の調子が良くなる。

排卵~生理 ⇒ 体の調子が悪くなる。精神的にも不安定に。特に肌は絶不調。

 

 

女性の体はただでさえ不安定で、

生理の周期に合わせて調子が良くなったり悪くなったりのリズムは誰にでもあることです。

 

 

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このホルモンバランスが乱れてしまうと・・・

 

では、ホルモンバランスが乱れるとどのような症状が現れるのでしょうか?

 

 

ホルモンバランスが乱れると・・・

 

肌荒れ・ニキビ・生理不順・抜け毛・頭痛・精神不安定(自律神経失調症)・PMS・更年期障害 などなど

 

様々な影響があります。

 

 

ここでは、肌に関係していそうだということで、

「肌荒れ・ニキビ」、「生理不順」について詳しく見ていきます。

 

 

①肌荒れ・ニキビ

肌荒れニキビ

 

 

女性の肌トラブルはホルモンバランス乱れが原因といっても過言ではないです。

 

 

具体的にどんな影響があるのでしょうか?

 

 

まず、女性ホルモンには「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類。

2つのホルモンにはそれぞれ役割があるのは知っていただけましたね。

 

 

【エストロゲン(卵胞ホルモン)】・・肌の潤い・ハリを保ち、シワ・たるみを予防する

【プロゲステロン(黄体ホルモン)】・・・皮脂の分泌を促す

 

 

このように、もともと女性の肌というのは不安定です。

なので何もケアしていなくても、肌の調子が良くなったり、悪くなったりします。

 

 

でも、このリズムがさらに乱れてしまうと・・・

 

大人ニキビがたくさん出てなかなか治らない、すぐにシミ(色素沈着)になる、1日中顔が脂っこい状態、

乾燥がひどい・・・

 

肌にとっては悪いことばかりです。

 

 

 

 

◎ホルモンバランスが乱れて、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量が激減した場合

 

⇒ 肌に弾力がない(真皮層のコラーゲン等の成分が正常に作られていない)、なんかくすんでる、

シワが増えた?肌の内側が乾燥してる?(水分が正常に保たれていない)

 

 

 

◎ホルモンバランスが乱れて、「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量が激減した場合

 

⇒ 肌がすごく乾燥(皮脂の分泌が正常になされていない)

 

 

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)は美肌ホルモンとも呼ばれていて分泌されればされるほど良いと思いがちですが、そうではないようです。

 

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)が正常に分泌されていても、プロゲステロン(黄体ホルモン)が正常でなければ、

皮脂の分泌機能が正常に機能しなくなるので、肌は乾燥してしまいます。

 

 

 

『えっ?皮脂ってニキビの原因じゃん。無い方がよくね?』という気持ちも分かりますが、

 

皮脂は肌を守る「皮脂膜」を作ってくれますので、皮脂の分泌が足りないとバリア機能も低下してしまい、結果的に様々な肌トラブルを招いてしまいます…。

 

 

どちらのホルモンもバランスよく分泌される必要があるんです。

 

 

 

ここまで単純に2つのホルモンの分泌量について見てみましたが、

一番影響があるのはターンオーバーかなと思います。

 

 

ターンオーバーが正常なら28日周期で肌が生まれ変わりますが、

 

ホルモンバランスが乱れなどが原因で周期が乱れてしまい、

いつになっても肌が生まれ変わってくれないという状況になってしまいます。

 

 

ターンオーバーが正常に機能しないことがどれだけ怖いのかは、

女性であれば十分お分かりになっているかと思います。

 

 

 

ホルモンバランスの乱れを最小限にする、

生理周期に合わせてスキンケアの方法を変えていく、

 

 

ことが大事です。

 

女性に生まれてしまった以上、ホルモンバランスとうまく付き合っていきたいものです。

 

 

 

②生理不順

 

ホルモンのバランスが乱れると・・・?

 

おそらく多くの方が最初に思いつくのが、

 

生理不順

 

ではないかと。

 

 

先ほど、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の乱れによって、

どちらかのホルモンの分泌量が多くなったり少なくなったりという話をしました。

 

 

それによってニキビや肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなるということでしたね。

 

 

ホルモンが正常に分泌されていれば生理の周期も正常です。

 

 

しかし、ホルモンの分泌に異常があれば結果的に・・

 

生理不順

 

ということになります。

 

 

生理不順と同時に肌トラブルを引き起こすことは多いです。