乾燥肌洗顔

 

「乾燥肌」になってしまう原因は様々ありますが、

その中でも一番大きく関係しているであろう、

 

洗顔などの日々のスキンケア』を見ていきます。

 

洗顔した後、顔がつっぱる・ヒリヒリする・・・

 

 

『洗顔後に顔がつっぱる・ヒリヒリする』といった症状が出るのは、

肌の「バリア機能」が低下しているからなのですが、

 

生まれつき乾燥しやすい肌質・アトピーだ、という方以外は、

洗顔後に顔がつっぱる」という現象は、多くの場合間違ったスキンケアが原因です。

 

 

乾燥肌が進行すると、

「ちょっとした刺激(髪が当たっただけ)でもヒリヒリしたり、かゆくなったり」する

『敏感肌』になってしまうので早めに改善しておきたいですね。

 

 

洗顔・保湿を毎日しっかりと行っているのに肌が乾燥してヤバイ・・・という方、

「間違った洗顔」を変えるチャンスです!

 

 

基本的には、「正しい洗顔」を徹底して行なうことで改善は可能ですが、

ここからは、特に注意しておきたいポイントを挙げていきますね。

 

 

 

対策①「強力な洗顔料(ニキビ用など)」は使わない!

ニキビ用洗顔料

 

 

まずは、「洗顔料」。

 

ニキビ用の洗顔料使ってませんか?

脱脂力の強い洗顔料使ってませんか?

洗顔料、テキトーに選んでませんか?

 

 

「自分はもともと乾燥する体質だから・・・」

「私は洗顔したあと顔のつっぱりが酷いから・・・」

 

という方であれば、

 

きっと、比較的洗い上がりがマイルドな・洗浄力もそれほど強くない洗顔料を使用されていることと思います。

 

 

しかし、

「乾燥しているだけ・気になるのは肌の乾燥だけ」ならいいのですが、

おそらく多くの場合、同時にニキビができていたり、皮脂も多く分泌されテカリが目立っているはず。

 

 

 

そのため、

顔がものすごく乾燥し、悲鳴を上げているのにも関わらず、

そういった「ニキビ」「顔のテカリ」を解消するためだけの洗顔料を使い続けていたりします。

 

 

 

その洗顔料を使って、「ニキビ」や「テカリ」は治まりましたか?

 

第一に『肌が乾燥している』わけですから、

 

アクネスなどのニキビ用の洗顔料を使っても、

ギャッツビーなどの顔のテカリを抑えるための洗顔料を使っても、

 

乾燥肌が悪化し、もっとニキビが増え、もっと顔がテカってしまうだけ。。

 

 

「洗顔料による肌への影響」を減らしてあげることで、

乾燥肌はもちろん、そういったその他の肌トラブルも徐々に改善されてきますので、

まずは、脱脂力の弱い・マイルドな洗顔料に切り替えてみては?

 

 

>>『自分に合う洗顔料』の選び方をマスターして、お金を節約しよう!

 

>>『洗顔フォーム』と『洗顔石鹸』の違いと石けんが肌に優しい理由!

 

 

 

 

【補足】

女性の方であれば、毎日化粧をされるかと思いますが、

やはり化粧をしている限り、「それを落とすためのクレンジング」が必要になってくるので、なかなか乾燥肌を改善させるのが難しいです・・・。

 

そのため、

乾燥肌を改善するために化粧を一旦すべて止める

ポイントメイクに絞り、お湯・石鹸洗顔だけでも落とせるように工夫する

クレンジング剤は一切使わない

などの対策が必要になってきますね。

 

 

 

 

対策②「1日何回も洗わない、朝も夜も洗顔料料使わない」!

ニキビ正しい洗顔

 

 

次は「洗顔の回数」と「洗顔料使用の頻度」。

*肌への負担がかなり少ない洗顔料を使うことを前提とします。

 

 

これも対策①の続きという感じなのですが、

 

朝も夜も洗顔料使ってませんか?

1日に何回も洗顔してませんか?

 

 

「1日に何回も洗顔する」というのはもはや論外で、

最高でも、朝と夜の、1日2回です。

 

顔がテカってしまって、それが原因でニキビもたくさん出てしまっていると考えがちですが、

皮脂が大量に出たりニキビもたくさん出たりするのはほとんどが「洗いすぎ・乾燥」が原因です。

 

顔に大量に脂がついてしまっていて、人に見られたくない・・・

という気持ちは分かりますが、適切なスキンケアを続けることで改善できます。

 

 

>>洗顔は『1日に何回』行うのがベスト? ニキビがある場合は・・

 

 

 

さて、「1日2回」はよしとして、

問題は「洗顔料使用の頻度」。

 

そもそも、洗顔料を使うのは「夜だけ」で十分なので、

乾燥がすごい・・・という方は、ぜひ朝は水だけで洗顔を行ってみてください。

 

>>『朝は水だけで洗顔』したほうがニキビ(肌荒れ)にいいと言われる3つの理由

 

 

 

私も長年「朝と夜の1日2回、やさしく洗顔する」という方法を続けてきました。

 

テレビや雑誌、ネット上でもそれがスタンダードな方法でしたし、

「朝も洗顔料を使わないと老化する」なんてことも言われていました。

 

 

 

でも、そもそも朝は洗顔料を使う必要なんてなく、

 

 

今まで自分はメディアに踊らされていたんだ・・・

 

 

と気づいたのはかなり最近になってからです。(悲)

 

 

 

朝は水だけで洗顔する」という方法は、人によって「合う・合わない」は当然ありますが、

『1日2回、朝も夜も洗顔料を使っている』なんて場合は、効果バツグンですよ。

 

 

 

慢性的に乾燥してしまっている状態なら、

洗顔料を変えるだけでなく、「洗顔料を使う回数自体を減らす」こともかなり重要。

 

 

 

肌が乾燥していると「つっぱり」はもちろん、

肌がゴワゴワ・ザラザラしたり、毛穴の開きも目立つようになり・・・

とにかく肌が汚く見えてしまうことが多いですね。

 

ついイライラして、「ピーリング」などに手を出してしまうと、

取り返しの付かない自体を招いてしまうので、くれぐれもご注意を。。

 

 

>>「乾燥肌」や「敏感肌」の人はピーリングをやっても大丈夫??

 

 

 

 

対策③「熱いお湯」で洗わない!

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最後に、「洗顔時の温度」について。

 

 

アッツアツなお湯で洗ってませんか?

 

 

私も昔やってました。

アッツアツではなかったんですが、冬は普通に熱めのお湯で洗顔してました。

 

だって、寒いですからね。。(笑)

 

 

でも熱いお湯で洗うことによって、

 

セラミドなどの保湿成分が根こそぎ持ってかれます。

 

 

普段から熱めのお湯で洗っているという方は、

それを「ぬるいお湯」に変えてあげてください。

 

*冬は温度を下げ過ぎると逆に刺激が多くなるので、ぬるいくらいでOKです。

 

 

 

この”温度”は意識していないとなかなか気づかない部分なので、

当てはまる方は今日から実践してみてください。

 

顔のつっぱり具合、ヒリヒリ具合に違いがあるはずですよ。

 

>>結局、洗顔するときの『最適な温度』って何度なん?? ”ぬるま湯”って?

 

 

 

 

とにかく「保湿成分」を流さないことが大切!

 

 

ここまで3つの対策法を見てきました。

 

肌にやさしい洗顔料を使う」「洗顔の回数を減らす」「温度を低くする」・・・

 

 

これらの対策の目的を一言で言うと、

 

セラミドなどの「保湿成分」を出来るだけ流さない。

 

 

洗浄力の強い洗顔料を使うのはもちろん、

1日に何回も洗顔したり、高めの温度で洗顔を行っていると・・・

 

 

すぐに角質層がボロボロになってしまいます。

”保湿成分”なんてものはとっくの昔になくなっている状態。(怖)

 

 

肌の汚れを落とせる最低限の洗顔を続けていれば、

徐々にバリア機能も回復してきますし、うるおいも復活し、乾燥しなくなってきます。

 

 

>>『自分に合う洗顔料』の選び方をマスターして、お金を節約しよう!