脂性肌と乾燥肌の違い

乾燥してるけど脂っぽい
顔テカテカだけど中は乾燥している

 

脂性肌と乾燥肌は、けっこう紛らわしいです。

今日こそスッキリさせてやりましょう!

 

 

 

「脂性肌」とは?「乾燥肌」とは?

 

ではまず、基礎的な部分を確認してみましょう。

 

脂性肌とは・・

 

皮脂が過剰に(必要以上に)分泌されている状態。

肌の「油分」が多い状態。

 

 

では、乾燥肌とは・・・

 

肌(角質層)の水分量が30%以下になっている状態。

「水分」と「油分」、どちらか又は両方が不足してしまっている状態。

 

簡単に説明するとこんな感じですかね。

こういった部分は皆さんもご存知かと思います。

 

 

 

【参考にしてください】

顔がテカテカヽ(`Д´)ノ! 『脂性肌(オイリースキン)』になってしまう原因は?

肌が乾燥してカサカサ・・『乾燥肌』とは!? どうなる? 原因は何?

 

 

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脂っぽいから乾燥肌ではないな・・」は✖ そもそも”対”の関係ではない!

脂性乾燥違い

 

 

さて、

脂性肌とは?乾燥肌とは?を再確認したところで、

 

 

まずは、

 

“脂性”か?”乾燥”か?は「水分」と「油分」で決まり、

脂性肌と乾燥肌は共存しうる

 

ということを覚えてもらいたいです。

 

 

実際私もそうでしたが、

 

顔テカってるし、これ脂性で間違いないっしょ!?

とか

乾燥肌って皮脂が少ないことでしょ!?

とか・・・

 

こうのような短絡的な考えになってしまっている方がかなり多いです。

 

 

たしかに、

「顔がテカる」状態を脂性肌と言っても間違いではないですし、

「皮脂が少ない」のであれば、乾燥肌で間違いないです。

 

ですが、

「脂性肌」というのは、ほとんどが「乾燥すること」が原因になっているので、

『脂性(オイリー)だから、乾燥肌ではないでしょ・・』とはならないわけなんです。

 

 

 

あくまでも、

乾燥肌というのは「水分量が少ないこと」。

脂性肌というのは「油分が多いこと」。

 

 

なので、

「油分(皮脂)が多くて、内部の(角質層の)水分が少ない」状態であれば、

脂性肌でもあり、乾燥肌でもある』ということがいえますよね。

 

 

油分と水分、別々で判断されるので、

くれぐれも「皮脂が多いから乾燥はしていない」とはならないように。

 

 

 

よっぽどのことがない限りは、

 

脂性肌は、乾燥肌の延長線上にある。

 

と思っていた方が混乱しなくていいんじゃないかと思いますね。(^-^)

 

 

 

 

では、もうちょっとこの部分を詳しくお話していきますね。

まだ混乱している方が多いと思うので・・・。

(私自身、書けば書くほど混乱しそうです。(笑))

 

 

 

 

インナードライについて

インナードライ脂性

 

 

ここで「インナードライ」について見ていきます。

”インナードライ”という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんね。

 

 

一言で言うと・・・

 

見た目は脂っぽいけど、内側は乾燥している。

 

 

これは、

先ほどお話した「脂性肌と乾燥肌が共存している」という状態。

”インナードライ”という言葉でカッコつけた感じ?ですかね。w

 

 

あえてここで、

さらに混乱するような言葉を引きずり出してこなくても良かったんですが、

 

ちょっと気になったので言っておきますね。

 

 

インナードライ??

いやいや、そんなの当たり前だから。(笑)

 

 

何故かわかりませんが「最近注目の~」とか「今流行りの~」とか、

インナードライという肌の状態がつい最近になってから出始めたようなことを書いている方が多いんですよね。w

 

 

でも実際は、

『内側が乾燥すればそれに体が反応して皮脂を過剰に分泌』しますし、

 

そもそも脂性肌はその5割近い人がインナードライ、

つまりは、見せかけの脂性肌ですからね。

 

 

 

インナードライとか、オイリードライとか・・・

 

なんかこういう言葉を見ると、

人を混乱させて化粧品を売りつけるための策略のように思ってしまうんですよね。(笑)

 

まぁ実際はそんなことはなく、ただ便宜を図ってのことだとは思いますが、

それでも混乱しますよね。

 

 

脂性肌(顔が脂っぽい)は、そのほとんどが「乾燥していること」が原因なので、

わざわざインナードライがどうのこうの~とは覚えなくても大丈夫です。

 

“当たり前だ”と思っておきましょう。(^-^)

 

 

 

 

”紛らわしく”している正体を暴く! 勘違いしてしまう例をご紹介。

ニキビ地獄

 

 

「顔がテカテカしていても、実は中は乾燥していますよ!」

「インナードライは~だから、○○すれば・・・ですよ!!」

 

・・・

 

あ~もうヽ(`Д´)ノ!意味分かんね!!!!

 

という方のために、例をご紹介しますね。

 

 

 

 

【紛らわしい例】

 

○「乾燥する」⇒「乾燥したまま」⇒『乾燥肌

 

○「乾燥する」⇒「バリア機能低下を補うために、皮脂が過剰に分泌される」⇒『脂性肌

↑コレ。

 

乾燥しているくせに頑張っちゃって無理に皮脂を出して、”脂っぽさ、オイリー”を演出。

いっそのこと乾燥していたままの方が、ケアをしやすいのに・・・ てな状態。

 

 

じゃあ、

 

乾燥してから皮脂がでなくて「乾燥肌」になる場合と、

乾燥して皮脂が大量に出て「脂性肌」になる場合は、

 

何が関係してんの?となるのですが、

 

 

それには、その人の体質だったり食生活だったりが関係してくるので、

一言では言えない」が正解だと思います。

 

 

それに、

皮脂が出やすい(皮脂腺が発達している)Tゾーンや、そうではないUゾーン、など・・

いわゆる『混合肌』にもつながってくる部分でもあるので、

 

ここでは詳しくお話しません。

混乱しすぎて頭が爆発しちゃったら困るので…。

 

 

要は、

乾燥しても脂性肌になる』というプロセスを再確認してもらえればOKです。

 

 

このように説明していると、

「じゃあ脂性の原因は乾燥することなんだな、OKOK。」

となってしまっている方がもしかしたらいるかもしれないので、

 

 

念の為に説明しておきますね。

 

 

たしかに脂性肌の5割以上が「乾燥による」ものなんですが、

あとの5割は「ストレスや遺伝、思春期や加齢」などが原因になります。

↑この場合、乾燥は特に関係ない。

 

ご参考に ⇒ 顔がテカテカヽ(`Д´)ノ! 『脂性肌(オイリースキン)』になってしまう原因は?

 

 

 

それは本当に「脂性」か?、それとも「乾燥」か?

 

それでは、

 

それが本当に本当に、真の「脂性肌」なのか?

それとも見せかけの、偽の「脂性肌」なのか?

 

の見分け方について。

 

 

 

まず、残念ながら「見た目」では判断することはできませんよね。

 

顔がテカテカしてしまっているのであれば、それは脂性肌で間違いありませんが、

中が乾燥しているか?”なんてことは把握できません。

 

 

「洗顔した後何もつけないで(化粧水など)、しばらく様子を見てみる」

という方法もありますが、

 

そんなことしたって普段から洗いすぎていれば当然のごとく顔がテカリますし、

体質的にオイリーであれば、普通に皮脂が分泌されるだけ。(笑)

 

 

角質層の状態で「皮脂が過剰に分泌されるか?」などが決まるわけなので、

 

すでに肌がボロボロになってしまっている状態では、

それが真の脂性なのか?偽の脂性なのか?を判断するのは難しいかと思います。

 

 

参考サイトを紹介しておきますね。

 

自宅で簡単に自分の肌質を診断する方法

肌のタイプの見分け方

 

おそらくあまり参考にはならないと思いますが・・・。w

 

 

 

じゃあ、どうやって判断するのか?

 

普段の行動で判断します。

 

⇒具体的には、「乾燥肌を招く原因」を一から確認していきます。

 

肌が乾燥してカサカサ・・『乾燥肌』とは!? どうなる? 原因は何?

 

 

間違ったスキンケアや熱いお風呂、エアコンつけっぱなし・・などなど、

普段自分が行っていることで、乾燥を招いてしまっている行動がないか?を確認していき、

 

特にそういった要素は見当たらない・・・のに「顔がテカる、脂っぽい」という場合は、

“真”の脂性、”乾燥は関係ない”脂性、であるということが言えます。

 

 

ストレスが溜まって慢性的に皮脂が過剰に分泌されていたり・・・

そもそも遺伝でそうなっていたり・・・

思春期でホルモン分泌が過剰になっていたり・・・

 

顔がテカテカヽ(`Д´)ノ! 『脂性肌(オイリースキン)』になってしまう原因は?

 

 

 

普段行っていることが「乾燥を招く原因」に当てはまっているという場合は、

”偽”の脂性、”乾燥による”脂性、であるということが言えますね。

 

 

ちょっとしたことが関係しているのが、

一つ一つ地道に確認してみてください。

 

遺伝やストレスなどがなければ、「乾燥肌と脂性肌」両方同時に改善できるかもしれません。

 

 

>>そのオイリー肌、洗顔の回数を極限まで減らせば改善できるかもしれません。