紫外線は老化の一番の原因!?
そもそも紫外線って・・・
紫外線による肌への影響について見ていきます。
紫外線は超怖い・・・でも知っておけばなんてことはない!
自転車や徒歩で通勤・通学されている方、営業で外回りをされている方などはもちろん、
これから本格的に夏が到来し、海に行くという方も多いはず。
そこで気になってくるのが、
紫外線(UV)の存在ですよね。
そもそも紫外線とはなんなのか?
どう肌に影響をもたらすのか?
などを事前に頭に入れておくことで、日焼け止めなんかを的確に選べるようになりますし、
長いスパンで「紫外線」と向き合うことができるようになるはずです!
知っている部分も多いかと思いますが、改めて一から見ていきたいと思います。
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そもそも「紫外線」って何??
紫外線とは・・・
「太陽光線」の一種。
太陽の光には様々なモノがありますが、その中の一つが「紫外線」となってます。
太陽光線より電磁波と言った方がもしかしたら分かりやすいかもしれませんね。
ラジオの電波ってあるじゃないですか?あれ、目に見えませんよね??
紫外線もそれと同じで目には見えません。
それはいいとして、大事なのは「紫外線の種類」ですね。
紫外線には、
『UVA』(A波)、『UVB』(B波)、『UVC』(C波)
の3つのタイプが存在しています。
どうでもいいことなんですが、一応確認しておくと、
UVは「ウルトラバイオレット」の略です。
ウルトラバイオレット!!
失礼しました。w
でもなんかカッコイイ名前ですよね。
さて、
3つのタイプをご紹介しましたが、それぞれ「届くチカラ」が違います。
一般的に以下のように言われていて、
「UVA」⇒窓ガラスを通過するほど強力。
「UVB」⇒オゾン層・雲に若干遮られる。
「UVC」⇒オゾン層を通過できない。かなり弱い。
主に私たちが肌への影響を気にするべきなのは「UVA」と「UVB」となります。
「UVC」は全く気にする必要はありません。
【ちょっと知っておきたい】
「UVA」は窓ガラスを簡単に通過するので、肌の奥(真皮層)まで届いてしまいますが、
紫外線としてはUVBほど有害ではないと言われています。(^-^)
ですが、曇りの日などはついつい「UVケアをサボりがち」なので、
それを考えるとUVAもUVBもどっちもどっちな気がします。笑
窓をすり抜けるので室内にいても浴び続けることになりますし・・・。
では、
これらの紫外線がどのように肌に影響を与えるのかというと・・・
どう肌に影響を与える??
紫外線が肌に与える影響は無限といっていいほどあって、
まだまだ解明されていないことが多いので難しいのですが、
一言で言うなら、
肌がありえないくらい老化する。
年を重ねるにつれて、シミやシワ・たるみなどは必ず出てきますが、
実は”それ”は「老化」が原因ではなく「紫外線」が原因だったりします。(怖)
なんかそう考えたらとてつもなく外出したくなくなりますね。。。w
それに、シワやたるみなんかは普段の生活がモロに影響してきますし、
もともと肌が弱かったり正しくスキンケアができていない状態だと、
それ+紫外線なわけですから、もう恐ろしいですよね。
(普段の生活・・・タバコや酒、ストレスなどなど)
老化はどうしたって避けられないものですが、「紫外線」は対策できるので、
”肌を一気に老化”させないためにも早い段階からケアしていきたいですね!
*過剰にケアするのもよくありませんが、早いに越したことはないです。
【UVA】の肌への影響
先ほども少し説明しましたが、「UVA」は真皮層に届きます。
真皮層は「コラーゲン」などの”肌のハリ”を支える部分なので、
UVAを長時間浴びたりすることで、それらが壊されてしまい、
結果、「しわ」や「たるみ」につながっていきます。
UVAだけなら「日焼けで肌が赤くなる・ヒリヒリする」なんてことは起きませんが、
肌が黒くなるので、それが厄介ですね。。。
よく、肌が黒くなったりすると「え~すいぶん焼けたね~」なんて言われますが、
あれ、別に焼けてるわけじゃないです。。。笑
「焼けた」わけではなく、ただ単に肌を守ろうとしてメラニンが多く発生しただけです。
【日焼け止めの数値】⇒「PA+」
【UVB】の肌への影響
「UVA」より肌に与える影響が大きく、
”日焼け”と呼ばれるモノは、主に「UVB」が原因。
肌が赤くなったり、ヒリヒリして痛くなったり・・・
水ぶくれができたり、なんか肌が荒れたり、ニキビができたり・・・
全部”こいつ”のせいです。w
UVBを受けた肌は、自分自身を守るために「肌を厚く」しますし、
UVBに反応してメラニンが多く作られ「シミ」もできます。
【日焼け止めの数値】⇒「SPF」
UVAはそれほど有害ではないと言われてますが、
長時間浴び続ければ様々な影響が出てくるので、(皮膚がんなど)
UVAとUVBどっちが肌に悪いのか?ではなく、
どっちもケアしていく必要があります。
ちなみに、日に当たって「肌が黒くなる」のは、
メラニンを発生させて肌を守るためなので、それ自体は”老化”にはつながりません。
むしろ、肌が黒くなれば紫外線耐性も高まるので、良いんです。(^-^)
(だからといって紫外線対策として肌を黒くするのはもちろんNG 笑)
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日焼けしなくても肌は確実に老化してる
あえて紫外線の怖さを繰り返しお伝えする必要もないんですが、w
大事なことなのでお話しておきます。
おそらく毎日化粧品でUVケアを頑張っている方ならお分かりかと思いますが、
肌が赤くなったり黒くなったりなど、
特に肌に変化がなくても、少しづつ確実に紫外線で老化している。
ということを覚えておく必要があります。
日焼けして肌が赤くなったりヒリヒリして痛くなれば、
「あ~これ結構ダメージ与えちゃったなぁ・・・」ってことが把握できますが、
目に見える範囲で症状が出なければ、特に気にしませんしなにも把握できません。。。
肌にダメージが蓄積されているにも関わらず、です。
先述したとおり、紫外線による肌への影響は計り知れないですし、
放射線と同じく”目に見えない”ので、ついつい軽視しがち。
「光老化」なんて呼ばれるくらいで、ホントはかなり危険なんです・・・。
『別に紫外線対策とかしなくていいんじゃね?』
・
・
・
こんな↓ことになりますよ。
この方は28年間トラック運転手として働いているうちに、
顔の左側に紫外線を浴び続けたことで、「老化」してしまったそうです。
(嘘でもトリックでもなく、実物写真です。)
今は自動車の窓は基本的にはUVカット加工されてるので、
この方みたいに「運転してただけで肌がボロボロに・・・」なんてことは起きないはずですが、
”浴び続ける怖さ”はお分かりいただけるかと思います。
私自身、普段は紫外線のことなんてすっかり忘れちゃってますが、
男としてもちゃんと対策をねっていかねばと改めて思わされましたね。(^-^)
紫外線の多い時期って?時間帯は??
紫外線はホントに厄介な存在ですが、それが多く降り注ぐタイミングを知っておけば、
肌への影響を最小限にとどめられるんじゃないかと。
【どの月が一番多い?】
上の図を見てみると、「7月・8月」あたりがピークを迎えてますが、
すでに5月あたりからヤバくなってきてますね。w
4、5月頃から徐々に増え始めてきて、9月頃から徐々に減ってきてる感じですかね。
【どの時間帯が一番危険?】
気象庁のホームページに良さげなデータがあったので、
それをお借りします。
だいたい「AM10:00頃~PM2:00頃」が一番多いです。
この時間帯に1日の紫外線の約60%くらいが降り注いでるみたいなので、
主婦の方はできるだけこの時間帯の外出は避けたり、万全な対策をしていく必要がありますね。
では、最後に紫外線の肌への影響などをまとめていきます。
【紫外線を浴び続けるとこうなる】
・シミが増える、濃くなる
・シワが増える
・たるみ(肌のハリが失われていく)
・肌が厚くなっていく
・肌が荒れる(乾燥など)
・白内障、皮膚がんの恐れも
・なんだかよくわからないけど老化する
【紫外線を防ぐためには】
・紫外線の多い時間帯に注意!
・UV加工された日傘、サングラスを使用する
・日焼け止めパウダー、クリームを塗る
・できるだけ太陽の光を肌に当てない
・マスク、ハンドカバーなど(自転車・徒歩の方)
【豆知識】
・雨、曇りの日でも関係なく紫外線は降り注いでいる
・涼しい季節でもバリバリ紫外線は肌に届いてる
*「紫外線」と「赤外線」は別物なので、混同しないように。
ありがとうございます。
私はニキビが毎年できやすいので、この時期の外室は、無理のない程度にしようと思います。
改めて勉強になりました!!
2016年 5月 8日日曜日