これ付けると絶対乾燥するんだけど・・・
粉吹いたりするし、もう最悪・・・
日焼け止めで乾燥する原因を見ていきます。
日焼け止めを塗ると肌が乾燥する・・・
日焼け止めは「紫外線による肌へのダメージ」を大幅に軽減してくれ、
正しくケアしていくことで、白い肌を保つことができ、シミやシワなども防ぐことができます。
・・・が、
UV効果が高い分リスクも当然あり、
肌に直接塗らなければいけないので、人によっては「様々な症状」が現れてしまいます。。。
今回は、
数ある副作用的症状の中でも一番といっていいほど多い「肌の乾燥」を見ていきたいと思います。
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「日焼け止め」とは関係なく、もともと・・・
日焼け止めは主に「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つの成分で構成されていて、
それらの成分が原因で、肌に悪い影響を与えてしまうわけなんですが、
>>日焼け止めには「肌に悪い成分」がタップリと配合!?(怖)
「日焼け止めは肌を乾燥させやすい」とはいえ、
実は、
もともと肌が”乾燥肌”状態になっていたり、
一時的にバリア機能などが低下し、乾燥しやすくなっている状態が多いです。。。
そのため、
まずは顔に限らず、「手・腕」なども乾燥しやすくなっていないか?を確認してあげる必要があります。
今は『保湿効果のある日焼け止め』なども売られていたりしますが、
それが”日焼け止めによる乾燥なのか?”
それとも”日焼け止めは関係なく乾燥肌寄りになっているのか?”
を把握しきれていない状態で使っても、あまりいい効果は得られません・・・。
もともと日焼け止めは【肌を乾燥させやすいモノ】なので、
普段のスキンケアや生活、季節などが原因で「乾燥肌」となってしまっている方は、
まずは乾燥肌を改善させるようなケアをしていくのが好ましいと言えます。
乾燥肌の方に限らず、ニキビがあったり、肌が敏感になっていたり、
「何らかの肌トラブルを抱えている」ような肌状況になってしまっている場合、
できれば日焼け止めの使用自体を控えて欲しいです。
と言っても、正しく使うことができればそれほど悪影響は出ないはずなので、
「どうしても紫外線対策をしておきたい!」という方は、
敏感肌用の日焼け止め、赤ちゃんでも使えるような肌に優しいモノを選んでいけばOK!
日焼け止めを塗った際、「乾燥」だけでなく”かぶれ”や”湿疹”などの症状が出る場合は、
【紫外線吸収剤フリー】【ノンケミカル】を書かれたモノを絶対に選ぶようにしましょう!
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なぜ日焼け止めで乾燥するのか??
日焼け止めはもともと「肌を乾燥させやすい」モノなわけですが、
なぜそうなるのか?と言うと・・・
含まれている成分自体が肌にとってはかなり負担だから。
ですね。w
成分については↓でも詳しくお話しているので参考にしてみてください。
>>日焼け止めには「肌に悪い成分」がタップリと配合!?(怖)
日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が含まれていて、
主に”乾燥”に直結してくるのが「散乱剤」の方です。
詳しいメカニズムなどはちょっと分かりませんが、
散乱剤として使われている成分そのものが「皮脂や水分を吸収してしまう」みたいです。。。
それが原因で、日焼け止めをつけたらすぐに肌が乾燥・カサカサしてしまう・・・。
とは言っても、
「紫外線散乱剤」より「紫外線吸収剤」の方が肌への負担が大きく、
紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換した際に生成される「異様な成分」によって肌が傷つき、
バリア機能なども壊されてしまうので、結果『乾燥』だけでなく、様々な症状を引き起こします。
そのため、できるだけ肌への負担を減らしたい場合は、
この「紫外線吸収剤」が含まれていない「ノンケミカル」などを選んでいけばいいわけですが、
どうしたって、「紫外線”散乱剤”」による肌の乾燥は防ぐことができませんよね。。。(悲)
吸収剤と散乱剤、どちらも含まれていない日焼け止めなら究極に肌に優しいのですが、
そんなのはもはや日焼け止めとは言えませんし。笑
後ほど詳しくお話しますが、
【紫外線吸収剤フリー】(ノンケミカル)などを使う場合でも、化粧水でしっかりと肌を整えてあげる必要があります!
「肌が乾燥する・・・」を防ぐためにはどうすればいいの??
一番簡単なのは「日焼け止めを使わない」ことなんですが、ひとまずそれは置いときましょう。w
先ほどもお話したように、「肌に優しい」「敏感肌用」「保湿効果がある」モノでも、
『肌に負担がかかっている』ことは間違いないので、
”肌の乾燥”を少しでも和らげるためには、
日焼け止めを使う回数・頻度、SPFの数値などを見直す必要があるかと思います。
日焼け止めに表示されてる数値【SPF・PA】←コレの意味は?でもお話していますが、
実際は、それほどSPFは高くなくても紫外線を防げるんですよね。
もちろんこまめに塗り直したりする必要はありますが、
特に長時間外出する場合(海水浴や登山など)でなければ、「SPF30」以上は使う必要はありません。
肌が乾燥したり、何らかの副作用が出てしまっている方の場合、
『なんとなくSPF50のモノを選んでいます!』という方が多かったりします。。。
SPFが高くなればなるほど肌への負担はかなり増しますので、
そりゃそうなってしまいますよね・・・と。
たしかに、
紫外線を浴び続けることで「シミ」や「たるみ」などの老化現象につながってきますが、
日焼け止めを一生懸命塗って紫外線を防いでいるつもりでも、完全には防ぎきれませんし、
塗るたびに肌が乾燥してしまったりしていては、それが原因で「シミ」や「たるみ」などができます。
そして今度は日焼け止めを落とすための”クレンジング”も必要になってくるので、
いっそのこと『日焼け止めは使わない』という選択肢もアリだと思います。
>>日焼け止めには「肌に悪い成分」がタップリと配合!?(怖)
日光アレルギーなど、太陽の光によって肌が酷く炎症を起こしてしまう方は「必須」ですが、
ほとんどの場合、「紫外線を防ぐどころか、UVケアによって肌のバリア機能を低下させ、もっと紫外線を浸透しやすくしているだけ」なので、本末転倒以外の何者でもありませんね。
日焼け止めを塗ったがために「肌がおかしくなってしまった」なら、
もう日焼け止めって何の意味があんの??・・と。笑
乾燥肌に限らずニキビや肌荒れが酷い状態なら、
日焼け止めを付けることで「状況が悪化する」のは目に見えているので、
まずは、そういった症状を改善してから【将来のことを考えUVケアしていく】のも遅くはないです。
考えてみればそもそも、
日焼け止めに限らず、肌に悪影響をもたらす化粧品は「無限にある」んですよね。
日焼け止めは肌へのダメージが大きいとは言え、
それによって肌が乾燥したのは「たまたま」で、
ただ単に、その時一時的に「肌自体が乾燥しやすくなっていた」だけかもしれません。
何を言いたいのかというと、要は・・・
日焼け止めのせいで肌が○○になった~ではなく、
そもそも日焼け止めを使えるような肌状態だったのか?
を思い返して見る必要があります!
事前に自分の肌状態を把握しておくことで、「改善すべき点」が明らかになってきます。
例えば、
○「肌がちょっと乾燥気味だけど、紫外線対策しておかねば!」
↓
「なんか肌がかなり乾燥する・・・粉も吹いてるし、最悪・・・」
↓
「日焼け止めを塗る前に、まずは乾燥肌を改善する」
○「ニキビがあるけど、UVケアは大事らしいし・・・」
↓
「日焼け止めを塗ったらニキビが悪化したし、炎症も増したような・・・」
↓
「まずはニキビを改善することを優先させる」
このような形で、「まずは今ある肌トラブルを優先的に改善させる」ことが重要です。
ただ肌がカサカサして水気がない・・・という状態ならまだマシなのですが、
特に肌トラブルはない!という方でも、
本格的に乾燥して粉を吹いてしまったり、皮がめくれるような状態になっているなら、
日々行っているスキンケアが原因で、「肌が弱っている」可能性が高いですね。。。
アレルギー等の関係で、単に「その日焼け止めが自分の肌に合わなかった」場合や、
1年前に買ったのをそのまま使っていた場合は、ただ「別のモノを買えばいいだけ」ですが、
いろいろな日焼け止めを使って試してみてるけど、それでも肌が乾燥したりする・・・・
なんて場合は、まずは「肌」の方を改善していきましょう!
・・・なんか無駄に話が長くなってしまいましたが、w
「日焼け止めを塗って肌が悪化するなら、いっそのこと”使わない”という選択肢もありますよ!」
ということをお伝えしたかった次第です。(^-^)
最後に肌の乾燥を防ぐための対策をちょこっと載せておきますね。
まず、「手が乾燥する」という方が多いのですが、
それは普段日常的に”手を洗う機会が多いから”なので、
改善するためには、ハンドクリームを塗る習慣をつけ、その上から塗るようにすればOKです。
特に毎日食器を洗ったりして洗剤を多用している場合なんかは、
日常的なハンドケアは欠かせませんね。(主婦の方は要注意です!)
顔の場合も全く同じで、
日焼け止めを塗る前に「化粧水などでしっかりと保湿してあげる」ことで改善できたりします。
(保湿して肌を整えてあげた状態で、日焼け止めを塗っていきます)
*繰り返しお伝えしてきましたように、乾燥肌やニキビ肌ができあがっている状態であれば、
いくら化粧水で保湿してあげても日焼け止めによる肌への負担は減らすことは出来ません。
まずは”それ”を改善することが必要です。
日焼け止めを塗って肌が乾燥してしまう方のほとんどが、
「正しいスキンケアができてない」、「日焼け止めを”直接”肌に塗っている」ことが原因。
直接塗るか?化粧水や乳液などの上から塗るか?でだいぶ肌へのダメージも違ってくるので、
普段から”直接塗っている”方は、そのあいだにワンクッション入れてみてください!
また、腕が乾燥する・・・なんて場合も同じで、
お風呂場での行動が原因で「肌が乾燥しやすくなっている」ことが考えられます。
お風呂場での何気ない行動を見直すことで、カサカサしない肌にできますよ!
>>お風呂上がりに「肌が乾燥してかゆくなる・・」の原因と解決法!