脂性肌あぶらとり紙

 

顔がテカるからといって、
あぶらとり紙を何度も使ったりしてませんか?

 

  実は「ティッシュ」で十分だったりします。

 

 

 

 

皮脂は「必要だから」分泌されている!

 

 

顔がテカる、ベタベタする、脂っぽい・・・

なんか気持ち悪い、洗い流したい、皮脂を全部取り除きたい・・・

 

皮脂って見た目も悪くなるし、触ればヌルッとするし、もう最悪ですよね。(泣)

 

 

 

でも、

 

その皮脂は「必要だから」出てます。

 

 

バリア機能が弱まり、肌が乾燥しているのが原因で”オイリー”になっている場合は、

「少しでもバリア機能を回復、補修する」ために、皮脂が過剰に分泌されますし、

 

ストレスやホルモンバランスの乱れが原因でも、

体が本能的に「肌を守ろうとして」、皮脂が大量に出てしまいます。

 

 

 

【皮脂の役割】

 

たしかに皮脂がありすぎても困るんですが、(笑)

顔がテカテカヽ(`Д´)ノ! 『脂性肌(オイリースキン)』になってしまう原因は?でもお話したとおり、

 

 

脂性肌皮脂役割
出典元:http://aube2011.ti-da.net/e4126971.html

 

 

皮脂は汗と混ざり合い、『天然のクリーム』となります。

その天然のクリームが肌の水分を逃さないようにしたり、外部の刺激から守ったり、

菌を繁殖させないようにしてます。(^-^)

 

 

角質層の「バリア機能」をサポートしている感じですね。

 

 

皮脂は保湿成分の3大要素の一つですし、

もしこれが不足してしまえば、肌が乾燥したり、それが原因でもっとテカテカしちゃいます。

 

 

 

顔が異常にテカるのは、「肌が間違って反応してしまっている」こともあるんですが、

その皮脂を取ろうとすればもっと酷くなる一方なので、

できるだけ「皮脂を過剰に出さないような」ケアを心がけていきたいですね。

 

 

 

【肌のバリア機能について】

超重要! 『角質層』の構造と「バリア機能」とかいうヤバイ奴

 

 

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結局、あぶらとり紙は使うべきなのか?

 

皮脂が適量に分泌されるのは肌にとってはいいことなんですが、

大量に分泌されてしまうと・・・

 

・毛穴が詰まりやすく ⇒ ニキビや角栓

・黒ずみになりやすく

・毛穴の開きが目立つ

・肌がくすむ

・”キメ”があらくなる

 

・・・などなど、いいことはありませんね。

 

 

毛穴が黒ずんだり、くすんで見えたりするのは「皮脂の酸化」が原因なので、

 

 

それを防ぐためには、

 

あぶらとり紙で、適度に皮脂を取り除く。

 

ことが必要になってきます。

 

 

 

ですが・・・、

 

乾燥が原因の「偽のオイリー肌」は、

あぶらとり紙を使えば使うほど、もっと悪化してしまいます。(悲)

 

 

「偽のオイリー肌」の方の場合は、

まずは『乾燥させない』、『保湿』を徹底していきましょう。

 

洗いすぎなどの間違ったスキンケアが原因で乾燥していることがほとんどなので、

ちょっとだけ洗顔や保湿を見直してあげれば、あぶらとり紙なんて使わなくても良くなるはずですよ。(^-^)

 

 

 

 

 

【オイリー肌はどのような「洗顔」をするべき??】

そのオイリー肌、洗顔の回数を極限まで減らせば改善できるかもしれません。

 

 

 

 

 

あぶらとり紙が肌によくない理由(心理的に!?)

脂性肌あぶらとり紙

 

 

あぶらとり紙は正しく使えば「皮脂の酸化」を防ぐことができますし、

テカリによる”見た目”も改善することができます。

 

 

ですが、

ほとんどの場合、「あぶらとり紙」=「肌によくない」という状況を招いてしまってます。

 

 

なぜ?

 

表面的なケアばかりに気を遣うようになり、

乾燥させないなどの「根本部分」を見失うから。

 

 

 

例.

【”あぶらとり紙”に取り憑かれた人】

 

顔テカっても全く問題なし!
あぶらとり紙で取ればいいだけだし・・・。

 

(皮脂がもっとでる)

 

 

あれ?おかしいなぁ・・
使い方が悪かったか?

 

(あぶらとり紙が手放せなくなる)

 

もう無くなっちゃった、
買いに行かないと。

 

(オイリーが悪化、慢性化)

 

 

1日に何度も、気になったらすぐにあぶらとり紙。

ゴシゴシ・・・顔のヌルヌルが完全になくなるまで・・・

 

 

最終的には、”乾燥”を通り越して肌がボロボロ”敏感肌”に!?

 

 

ニキビは増えるし、すぐに毛穴が黒ずむ・・・

毛穴の開きもかなり目立つようになって・・・

 

 

こうなったらもう笑えないですよ。(笑)

 

 

「自分は脂性だ!オイリーだ!」と思っている方の”約5割が偽のオイリー”なわけなので、

 

先ほどもお話したとおり、

『出てしまった皮脂を”取り除く”』のではなく『皮脂を大量に出さないこと』を心がけるべきです。

 

 

 

特に学生さん(中学~大学)であれば、

”見た目を気にする”あまり、あぶらとり紙を使いすぎる傾向にあります。

 

若い頃は美容の知識も乏しいですし、

友人や雑誌に書いてある情報を鵜呑みにしてしまいます。

 

 

 

そのため、

 

 

あぶらとり紙で根こそぎ皮脂をとっぱらってしまったり、

なんだかよくわからないシートで、鼻の黒ずみを除去しようとしてしまいます。

 

 

でもあれって効果ありませんからね。

 

「皮脂が過剰に分泌されてしまう」の根本的な部分を解消しないと改善はできません。

 

 

 

あぶらとり紙を使えばどうなるか分かります?

そう、ほとんどの場合「顔のテカリが増したり、肌の状態が悪化」してしまいます。

 

ということはですよ・・・

 

 

化粧品業界ウハウハじゃないですか?w

 

 

ついついこう考えてしまうのは私の悪い(良いのかも?)癖なんですが、

それでも「あぶらとり紙で肌をボロボロにしてやれば、化粧品は売れるぜ」的な感じもあると思うんですよ。

 

裏マーケティングというか。

 

 

なので、

こういった”罠”にはまらないためにも、あぶらとり紙はあまり使わない方が良いかもしれません。

 

 

>>そのオイリー肌、洗顔の回数を極限まで減らせば改善できるかもしれません。

 

 

 

 

あぶらとり紙の「正しい使い方」

脂性肌あぶらとり紙

 

 

あぶらとり紙はあまり使わない方がいい」なんて言っても、

時と場合と人によっては使う場合もあるかと思うので念の為に書いておきますね。

 

 

【あぶらとり紙はこう使うべし!】

 

肌に置くように、優し~く。アブラが紙に吸収されていくのを確かめながら。

多くても1日2回まで。

 

 

【これダメ。】

 

・1日に何回も使う(手放せなくなってる)

・強く押し当てる、皮脂を全部取ろうとする

・ゴシゴシ拭き取るように

 

 

基本的な使い方はパッケージを見ればわかるかと思います。

 

できるだけ優しく、そして肌に申し訳ないという気持ちで皮脂を取り除いてあげましょう。

 

 

 

 

あぶらとり紙なんか使わない、今の時代「ティッシュオフ」でしょ!

脂性肌あぶらとり紙

 

 

さてさて、今回の本題とも言える「ティッシュ」。

 

 

「ティッシュオフ」って知ってますか?

 

 

おそらく女性の方であれば、メイク関連で知っている言葉だとは思います。

 

 

 

ティッシュオフとは・・?

化粧の際に付いた余分なものをティッシュによって抑えること。
一般的なものとしては、口紅を塗った後ティッシュで押さえて肌になじませることが挙げられる。

ティッシュで余分なものを取り除くことによって、
肌になじみやすくなったり、色味が落ち着く、などの効果を得ることができる。

出典:http://www.cosmetic-word.com/makeup-tec/post-64.html

 

 

 

あぶらとり紙の代わりとして、

「ティッシュオフ」を行っていきます。

 

 

やり方は簡単で、ただ肌に当てて皮脂を吸わせるだけ。

 

 

あぶらとり紙でもいいんですが、ほとんどの場合は「間違った使い方」をしているので、

皮脂を取りすぎてしまう傾向にあります。

 

そのため、

ティッシュオフで”取り過ぎ”を防いで、本当に不要な分だけ少しずつ取り除いていく。

 

 

 

皮脂の取り過ぎは防げるけど、刺激が大きいのでは??

 

水で濡らして使えば、刺激が少ないかもしれません。(化粧水でもOK)

 

 

 

 

ということで、今回は「脂性肌とあぶらとり紙」をテーマにお話しました。

 

あぶらとり紙が肌によくないということではありませんが、

やはり、肌の状態が悪化してしまう傾向にあります。

 

余分な(酸化して害をもたらすであろう)皮脂は、ティッシュオフで十分取り除けますし、

『皮脂が過剰に出ている』原因を改善していけば、顔がテカテカしたりしなくなるはずですよ。

 

 

あぶらとり紙を使いすぎて、化粧品会社にボッタくられないようにご注意を。

 

>>そのオイリー肌、洗顔の回数を極限まで減らせば改善できるかもしれません。