ニキビ跡シミ色素沈着消す方法

 

 なんか赤みとは違うニキビ跡ができた・・・

っていうか、これってシミじゃん・・・泣

 

ニキビ跡の”シミ”について見ていきます。

http://www.yoihada.jp/acne-scars-melanin/

 

 

ニキビ跡の「シミ」は消せるの?

 

 

ニキビ跡の「赤み」は炎症を起こしている状態でしたが、

シミ(色素沈着)はすでに炎症がおさまっていて、肌の内部にこびりついてしまっている状態。

 

赤みの状態は”赤ニキビ”と同じようにケアしてあげれば、簡単に治せる気がしますが、

なんか茶色や紫の跡って、「THEニキビ跡」って感じで、治ってくれない印象がありますよね。。。

 

 

 

ですが・・・

 

ニキビのシミ・色素沈着は完全に治すことが可能です!

 

”赤み”と同じく、肌を回復(ターンオーバーを正常化)させることで改善できます。

 

 

 

とりあえずは、

 

絶対に治せるんだ、と覚えておいてください。(^-^)

 

 

 

 

「紫」のニキビ跡と「茶・黒」のニキビ跡

 

 

ニキビ跡の色素沈着(シミ)タイプには、2つの種類がありますね。

 

 

 

↓のような「」っぽい色をしたもの

ニキビ跡自然に消える
出典元:http://www.yoihada.jp/acne-scars-melanin/

 

 

↓のような「」?「」?っぽい色をしたもの

ニキビ跡シミ
出典元:http://nikipedia.jp/pimple-trace-1015

 

 

 

紫のニキビ跡は、「赤み」が酷くなったあとで、

肌の内部の毛細血管が壊れ、その色が残ってしまっている状態です。

 

どこかにぶつけたり、転んだりすると『青あざ』ができちゃいますよね??

あれと同じような感じです。

 

青あざが簡単に治ることから、

紫色のニキビ跡も比較的簡単に治ることが分かりますね。

(と言っても、やはり顔の場合は回復に時間がかかります・・・)

 

 

 

今回、特に注目しておきたいのが「茶色」のニキビ跡(シミ)です!

茶や黒色のニキビ跡は『シミ』と同じ原理で発生するものなんですが、

そもそもシミってなぜできるのか?気になりますよね。

 

 

↓のような状態になるまでのメカニズム、流れを見ておけば、

何かしらのヒントは得られると思います。

 

ニキビ跡シミ
出典元:http://nikipedia.jp/pimple-trace-1015

 

 

 

「シミ」って、どうやってできる?何が原因??

 

 

年齢を重ねるにつれて徐々に増えてくる「シミ」。

特に変化はないのにいつの間にかできている「シミ」。

 

 

シミができる原因には「紫外線(太陽の光)」が一番に挙げられますが、

実は、その他にも影響を与えている要素はあるんですよね。

 

 

例えば、

物理的なダメージ(マッサージ)や精神的なダメージ(ストレス)、

ホルモンバランスの乱れだったり、ニキビや肌荒れなど・・・・。

 

 

そして、シミには様々な種類があります。

⇒【肝斑(かんぱん)・そばかす・雀卵斑(じゃくらんはん)・日光黒子・炎症色素沈着

シミには「紫外線」の他にも様々な要素があるので、その分、種類も多くなっています!(^-^)

 

 

今回はニキビ跡なので、炎症後色素沈着を見ていきます。

 

 

 

【ニキビが炎症を起こして、シミが残ってしまうまでの流れ】

 

シミが出来上がるまでのステップは複雑で、ワケのわからない専門用語もたくさん出てくるので、w

ここからは超簡単に説明していきたいと思います。

 

>>いやいや、自分は専門用語も知りたい!という方はこちらを。

(スマートフォン対応サイトなので、見やすいですよ)

 

 

 

まず、肌の仕組みは↓のようになっています。

ターンオーバー仕組み

 

シミができるのは主に「表皮」の部分。

症状が酷い場合は真皮にまで達するケースも

 

「表皮」は、ターンオーバーが行われる部分なので、

そこにある”シミ”などは、自然と消すことができます!

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法

↑は「表皮」付近を拡大したイメージになります。

 

 

ここから流れを説明していきますが、ぜひ以下の言葉を覚えて帰ってください!

表皮ケラチノサイトメラノサイトメラニンチロシナーゼ

 

 

 

1.ニキビが炎症を起こす(赤ニキビ状態)

 

先ほどのおさらい↓

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法

ケラチノサイトとは、まだ肌の一部として完成していない「未熟な細胞」のこと。

メラノサイトは「表皮」の一番下に潜んでいるガードマン的な奴のこと。

 

 

ニキビが炎症を起こすと・・・

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法

ニキビの刺激を受けた「ケラチノサイト(細胞たち)」が、

このままじゃ肌の内部にウイルスが行ってしまうということで、

メラノサイト」に「メラニン」をさっさと作ってくれと要求をはじめる。。

 

いよいよ、メラノサイトが活性化し、”シミ”を作る準備を整えて行く。

 

 

 

 

*注

 

厳密には、「ケラチノサイト」が直接「メラノサイト」に指示を出すのではなく、

そのあいだに「プラスミン」という物質が関わってきます。

 

あくまでもここでは”わかりやすさ”をモットーに話を進めているので、

ここではそこら辺のことは割愛させていただきます。m(_ _)m

 

>>専門的なことはこちらのサイトで詳しく解説されてます。

 

 

 

 

 

2.メラノサイトの成分が進化!チロシナーゼ強し!!!

 

肌を守るべく、メラノサイトは「チロシナーゼ」の力を借り、どんどん進化。

最終的には、「メラニン」となる。

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法

チロシンとは、「メラノサイト」の中にある成分のことです。

特に覚えなくても大丈夫です。w

 

なんか分かりづらかったという方のために、画像をお借りしてきたのでご参考に。

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法
出典元:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/transino-2/component/shimi/

 

ニキビの炎症は、一時的に紫外線を浴びるよりも強力なので、

メラニン」は大量に生産されていきます。

 

 

 

3.ターンオーバーが正常じゃないため、「シミ」が残っていく・・・

 

シミのほとんどが「表皮」にあるので、そこでターンオーバーが行われれば、

自然と”アカ”となって体外に排出されていきますが、

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法
出典元:http://www.naturalweb.co.jp/shopping/skinp/shimi.htm

 

ニキビの炎症が酷かったり、なかなか治らない状態が続いている肌は、

そもそも「健康」ではないので、ターンオーバーも正常に機能せず、

メラニンもどんどん肌の中に残ったままになってしまいます。。。

 

これがまさにニキビ跡の『シミ・色素沈着』

 

ニキビ跡シミ色素沈着消す方法4

 

ニキビが完治して、ほとんどでなくなっている状態なら、「ニキビ跡の治療」に専念できますが、

ニキビがあって、ニキビ跡も多くある・・・という状態になっているケースも多いので、

”跡”(シミ)を改善することは難しくなってしまってます・・・。

 

 

ニキビが炎症を起こしてから「シミ」となるまでの流れは以上です。

 

シミなどの色素沈着は、本来ターンオーバーによって自然に消えるもの。

だけど肌が弱まっているとそれができず、どんどんシミが残っていく・・・・。

 

 

いかに肌の力を回復させることが大事か?がお分かりいただけたかと思います。(^-^)

 

 

 

【ニキビ跡】シミ・色素沈着を「美白」にできる化粧水(美容液)はコレ!

 

 

 

 

「メラニン」のおかげで肌は守られている!感謝すべし

 

先ほどメラニン色素が出来上がるまでの流れを見てもらいましたが、

どのような印象を受けましたか??

 

 

なんでメラニンとか出てくるんだよ!邪魔だし!!

と思いましたか?w

 

それとも、

メラニンのおかけで肌が守られているんだなぁ~

と思いましたか?w

(そう思ってたら、すごい・・・)

 

 

紫外線に限らず、ストレスやニキビなどの『刺激』が原因でメラニンが生成されますが、

そもそも、メラニンが作られるのは肌を守るためです

 

先ほどの流れの中でも少しお話しましたが、ニキビや肌荒れが酷くなると、

肌を守るためのバリア機能が低下するので、紫外線などがダイレクトに肌の中に入ってきちゃうんですよね。

紫外線が肌の中に到達すると「”がん”の発症率」もかなり高まります。

 

 

なので、メラニンが発生するのは私たちの肌にとってはいいこと。

 

 

 

と言っても、「跡・シミ」になってしまえば目立ちますし、厄介なので、

メラニンはいい奴だ、なんて言ってられませんが、

 

 

ほとんどの方は目の敵にしているので、

そんなにメラニンを悪者扱いしないでやってください!(^-^)

 

 

実際、

「メラニンをぶっ潰してやる!」という考えで危険なケアをするよりは

「シミはいつかは消えるし、まぁ気長に」という考えで確実にケアしていく方が断然良いです。。

 

 

 

>>【ニキビ跡】シミ・色素沈着を「美白」にできる化粧水(美容液)はコレ!

 

 

 

 

 

シミに効果バツグンな「トレチノイン」と「ハイドロキノン」の塗り薬は微妙!?

 

 

ニキビ跡に限らず、シミ(色素沈着)に効果的な成分があります。

 

トレチノイン』と『ハイドロキノン

 

ニキビ跡やシミが消える!トレチノイン+ハイドロキノン症例写真まとめ

 

 

ハイドロキノンは、「シミを作る作用を抑える」役割。

トレチノインは、「角質をはがしてターンオーバーを促進する」役割。

 

一見、どちらもシミを消すには効果的に思えますが、なんか違和感があってなりません。

 

 

というのも・・・

 

先程もお話したように、そもそも「メラニン」って肌を守るために作られるモノなんですよね。

弱っている肌を助けて、紫外線などがダイレクトに肌の内部に届かないように。。。

 

なのに、

それをハイドロキノンやトレチノインなどの『美白』成分で無理やり排除して、

果たしてそれは、本当に肌のためになるのでしょうか???

 

 

 

↓のサイトを見てもらえれば分かりますが、

ニキビ跡やシミが消える!トレチノイン+ハイドロキノン症例写真まとめ

たしかに肌はキレイになっているんですよね。w

 

 

でも、

本来、シミは普通に消せるものですし、

わざわざ「赤く」なったり「皮がむけたり」するリスクを負う必要はないんじゃないかと。。。

 

 

 

ハイドロキノンなどの成分が含まれた優秀な美白化粧品は売られていて、

それを使用することでシミやニキビ跡がスッキリキレイになくなってくれたりしますが、

 

 

 

やっぱり、

皮膚科や個人輸入でしか手に入らない『濃度の高い塗り薬』タイプのモノを使うのは、

かなり危険だと思います。

 

 

 

 

ハイドロキノンやトレチノイン配合の塗り薬は、”無理やり”肌を再生させるものなので、

ニキビの炎症が酷かったり、肌荒れが酷い状態で使えば、間違いなく失敗します!

(一生残る”シミ”になる可能性もあるので、くれぐれもご注意を)

 

 

 

「ハイドロキノン」と「トレチノイン」について

 

今回の記事では、

ハイドロキノンやトレチノインという成分は悪だ!!」なんて感じになってしまいましたが、笑

あくまでも、『濃度の濃い塗り薬などを多用した場合』の話だと思っていただけると幸いです。

 

 

 

・トレチノイン(個人輸入)

 

トレチノイン

 

 

・ハイドロキノン(個人輸入)

 

ハイドロキノン

 

 

これらの成分を配合した、専門家によって作られている優秀な化粧品もあるので、

そこはぜひ勘違いしないでもらえればありがたいです。m(_ _)m

 

ただ、無理やり肌を白くしていく治療は危険なので、そこはご注意を!

 

 

 

 

>>新安定型ハイドロキノンで、肌をやさしく美白ケア!